比べる順序は、止まらないか → 足りるか → いくらか
自動売買の環境で最初に効くのは「動き続けるか」です。スペックや料金はその次。順序を逆にすると、安いのに使えない環境を選ぶことになります。
4つの判断軸
この順で見る
| 順序 | 見るもの | 確認のしかた | 妥協するとどうなるか |
|---|---|---|---|
| ① 止まらないか | 稼働率の公表値、メンテナンスの頻度と時間帯 | 公式のサービス仕様・稼働率の記載 | 取引時間中に停止すると、その間の判断が止まる |
| ② 足りるか | CPU・メモリ・ディスクの割当 | 同時に動かすチャート数・EA数から逆算 | 動作が重くなり、約定のタイミングがずれる |
| ③ いくらか | 月額と最低契約期間、初期費用 | 契約期間で割った実質月額 | 安い代わりに縛りが長い場合がある |
| ④ 変えられるか | プラン変更・解約の条件 | 上位下位プランへの移行可否 | 増やしたいときに乗り換えが必要になる |
①を確認せずに③から入ると、結局やり直しになります。
FX向けVPSの仕様を確認する
稼働環境の仕様と料金は公式サイトに記載があります。契約前に確認してください。
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 取引には元本を上回る損失が生じる可能性があります
- 仕様・料金は変更されることがあります
スペックの見方
必要な性能は「何をいくつ動かすか」で決まります。まず自分の使い方を数字にしてください。
先に決めること
- 取引ツールの数:1つか、複数を同時に動かすか
- 自動売買プログラムの数:何本を並行させるか
- 通貨ペアの数:チャートをいくつ開くか
- 稼働時間:24時間か、特定の時間帯だけか
- 自分の端末を切っても動かす必要があるか:これがVPSを使う本来の理由
ここが決まらないまま「スペックが高いほうが安心」で選ぶと、使わない性能に払い続けることになります。逆に、足りない環境で動かすと、動作の遅延がそのまま取引の結果に響きます。
料金の比べ方
実質の月額を出す
- ① 月額表示されている料金
- ② 初期費用あれば契約期間で割る
- ③ 契約期間の縛り長期契約の割引は、その期間使う前提
- ④ 途中解約の扱い返金の有無と条件
① + ②÷契約月数 が実質の月額です。長期契約の割引額だけを見て決めないでください。
別のFX向けVPSの条件も見る
同じ用途向けでも、構成と料金の考え方は事業者によって違います。
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- 取引には元本を上回る損失が生じる可能性があります
- 仕様・料金は変更されることがあります
乗り換えのしやすさ
使い始めてから「足りない/多すぎる」が分かることは珍しくありません。プラン変更ができるかどうかを、契約前に確認してください。
乗り換えで確認すること
| 項目 | 確認する内容 |
|---|---|
| プラン変更 | 上位・下位へ移行できるか、そのとき環境は引き継がれるか |
| データの移行 | 設定やプログラムを新環境へ移す手順 |
| 契約の重複 | 移行期間に二重で課金されるか |
| 解約の申し出 | いつまでに申し出れば当月で終われるか |
「移行できる」と書かれていても、環境の作り直しが必要な場合があります。手順まで確認してください。
申し込み前の確認
よくある失敗
スペックだけで選ぶ
稼働の安定性を見ないと、性能が高くても止まれば意味がありません。
長期契約の割引だけを見る
その期間使い続ける前提です。途中でやめると割高になります。
動かすものの数を決めずに契約する
必要な性能は使い方で決まります。先に数を出してください。
バックアップを考えない
環境が失われたときに再構築できるよう、設定を控えておいてください。
よくある疑問
自分のパソコンで動かすのではだめですか
どのくらいのスペックが必要ですか
料金が安いほうを選んでよいですか
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一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。