仕組みを知ってから判断する
FXで最も理解しておくべきは、証拠金維持率がどう動き、どこで強制決済されるかです。
証拠金維持率とは
必要な証拠金に対して、口座の資金がどれだけあるかを示す割合です。含み損が増えると、この割合が下がります。
重要なのは、この割合は相場の変動で急に下がるという点です。平常時に余裕があっても、大きな変動が起きれば短時間で水準が変わります。
ロスカットの仕組み
証拠金維持率が一定の水準を下回ると、損失の拡大を防ぐために建玉が強制的に決済されます。これがロスカットです。
基準となる水準は業者ごとに定められています。口座を開く前に確認してください。
ロスカットは損失を限定する仕組みですが、必ずその水準で止まることを保証するものではありません。相場が急変した場合、想定を超える価格で決済され、預けた資金を超える損失が生じることがあります。
想定外の変動
経済指標の発表、要人の発言、市場の流動性が低い時間帯。これらのタイミングでは値動きが大きくなることがあります。
この時間帯に建玉を持つかどうかは、事前に決めておくべき事項です。起きてから考えると、判断が間に合いません。
ロスカット基準と証拠金の条件を確認する
基準となる証拠金維持率は業者ごとに定められています。公式サイトで確認できます。
- 掲載内容は各社公式サイトの公表値です
- FXは元本を上回る損失が生じるおそれがあります
- 本サイトは投資助言を行うものではありません
リスクを抑える考え方
・1回の取引で許容する損失を、資金に対する割合で決める
・同時に持つ建玉の数に上限を設ける
・損失が一定額に達したら、その日は止めると決めておく
・相関の高い通貨ペアを同時に持たない
・レバレッジを上げれば、利益と同じ割合で損失も拡大することを理解しておく
これらはいずれも、利益を増やす方法ではなく、退場しないための方法です。投資判断はご自身の責任で行っていただく必要があります。
一次情報の確認先
本ページの前提となる制度・統計は、以下の公的機関等の公表情報で確認できます。最新の内容は必ず各機関の公式ページでご確認ください。