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更新は避けるものではなく、時間を決めるもの

自動売買が止まる原因のうち、更新プログラムによる再起動は事前に設計できる数少ないものです。相場が動かない時間帯へ寄せ、再起動後に自動で立ち上がるようにしておけば、止まっている時間はほぼ消せます。

本ページは一般的な情報の整理であり、金融商品取引法上の投資助言ではありません。FX取引はレバレッジにより、預けた証拠金を上回る損失が生じる可能性があります。取引の判断はご自身の責任で行ってください。
このページの内容
  1. 更新を止めてはいけない理由
  2. 適用時刻を決める
  3. 再起動後に自動で戻す
  4. 毎月の確認手順
  5. 記録として残すこと
  6. よくある疑問

更新を止めてはいけない理由

「更新で止まるなら更新しなければいい」と考えたくなりますが、更新の多くは安全上の修正を含みます。取引に使う環境には、口座の情報と取引の権限がつながっています。更新を止め続ける選択は、止まるリスクを別のリスクに置き換えているだけです。

更新への向き合い方

方針止まるリスク安全上のリスク向いている場合
適用しない低い高い推奨できない
自動で即時適用高い低い取引時間が限られている場合
時間帯を指定して適用低い低い多くの場合はこれ
手動で適用低い適用忘れがあると高い確認の手順を運用にできる場合

「時間帯を指定して適用」を基本に、月に一度は適用状況を目視で確認する組み合わせが現実的です。

適用時刻を決める

為替市場は平日ほぼ24時間動きますが、取引が薄くなる時間帯はあります。自分の運用がどの時間帯を使っていないかを、まず洗い出してください。

時間帯の決め方

  1. ① 発注している時間を集計するログから、実際に約定が発生している時間帯を出す。
  2. ② 発注がない時間帯を候補にする設計上動かない時間帯ではなく、実績として動いていない時間帯を選ぶ。
  3. ③ 業者のメンテナンス時間と重ねるどのみち接続が切れる時間なら、影響は最小になる。
  4. ④ 週末を優先して検討する市場が閉じている時間帯であれば、取引への影響はない。
  5. ⑤ 決めた時刻と理由を残す設定した時刻は、あとで原因を追うときの手がかりになる。
取引業者のメンテナンス時間は業者ごとに異なります。複数の業者を使っている場合は、すべてのメンテナンス時間が重なる時間帯を探してください。

FX向けVPSの仕様と運用条件を確認する

更新の扱いや再起動の条件は、事業者の仕様に記載があります。契約前に確認してください。

掲載内容は各社公式サイトの公表値です。FXは為替変動により元本を上回る損失が生じるおそれがあるリスク商品です。本サイトは投資助言を行うものではありません。取引の可否・条件は必ず各社の公式サイトと契約締結前交付書面でご確認ください。広告(PR)を含みます。

再起動後に自動で戻す

時間帯を決めても、再起動そのものは起きます。再起動のあとに自動で元の状態へ戻る設計になっていなければ、止まっている時間は変わりません。

自動で戻すために必要なこと

4つのうち一つでも欠けると、途中で止まります。「自動起動を設定した」だけでは足りません。実際に再起動して、発注できる状態まで自動で戻ることを確認してください。

確認は、相場が動いていない時間帯に行ってください。動いている時間に試すと、そのあいだの取引に影響します。

毎月の確認手順

月に一度やること

  1. ① 更新の適用状況を見る適用されずに保留になっている更新がないかを確認する。
  2. ② 再起動の履歴を見る意図しない時間帯に再起動されていないかを確認する。
  3. ③ ディスクの空きを見る更新の一時ファイルとログで減っている。不要なものを整理する。
  4. ④ ログの最終時刻を見る取引ツールの記録が連続して残っているかを確認する。
  5. ⑤ 設定の控えを更新する構成を変えていたら、控えも新しくする。

この5つは合わせて10分程度です。止まってから原因を探す時間より、はるかに短く済みます。

別のFX向けVPSの条件も見比べる

更新の扱い・再起動の条件・サポート範囲は事業者によって異なります。

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記録として残すこと

環境の設定は、時間が経つと「なぜそうしたか」が分からなくなります。次の項目だけでも書き残してください。

残しておく項目

項目書く内容使う場面
更新の適用時刻設定した時刻と、その理由予期しない再起動があったときの照合
自動起動の設定どの仕組みで自動起動しているか動かなくなったときの確認
口座と環境の対応どの環境でどの口座を動かしているか複数環境を運用しているとき
契約内容プラン・契約期間・更新日見直しと解約の判断
障害の履歴日時・症状・原因・対処同じことが再発したときの短縮

障害の履歴は、3回目以降で効いてきます。1回目から書いてください。

よくある失敗

更新を無効にして放置する

安全上の修正が適用されません。時間帯の指定で対処してください。

自動起動を設定しただけで確認しない

途中の段階で止まっていることに、実際に再起動するまで気づけません。

相場が動いている時間に再起動の試験をする

そのあいだの取引に影響します。市場が閉じている時間に行ってください。

複数業者のメンテナンス時間を重ねていない

一方を避けても、もう一方の時間帯に当たることがあります。

設定の理由を残していない

半年後の自分が、変更してよいかを判断できません。

よくある疑問

よくある疑問

更新の適用時刻を指定しても、その時刻に再起動されないことがあります。

適用の完了に時間がかかる場合や、利用中と判定された場合は、次の機会に持ち越されることがあります。再起動の履歴を確認し、実際に何時に再起動されたかで判断してください。

再起動のたびに手作業で戻しています。自動化すべきですか。

手作業で戻せる時間帯に必ずいられるなら、それでも運用は成立します。ただし更新は夜間や週末に発生することもあります。自動で戻る設計にしておくほうが、止まっている時間は短くなります。

環境を複数に分けたほうがよいですか。

一つが止まってもすべてが止まらない、という意味では有効です。ただし管理する対象が増えます。運用している自動売買の本数と、止まったときの影響の大きさで判断してください。

設定の控えはどこに置けばよいですか。

その環境の中だけに置くと、環境ごと失われたときに使えません。手元の端末など、別の場所にも保管してください。

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一次情報の確認先

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